ホエイプロテインと種類

ホエイプロテインと種類

ホエイプロテインと種類

ホエイプロテインと種類

ホエイプロテインとその種類を見てみましょう。

 

 

ちなみに、ホエイプロテインの「ホエイ」というのは「乳清」のことです。

 

 

身近なものでいえば、ヨーグルトの上澄み液が「乳清」にあたります。

 

 

○ホエイプロテインのメリット

 

・味が良く、溶けやすい。

 

・消化・吸収がよい。

 

・筋肉の発達に重要なBCAAが多く、含有率は約25%前後。

 

 

○ホエイプロテインのデメリット
・消化吸収が早いため、就寝前や減量時の摂取には不向き。

 

・アミノ酸中、アルギニンやフェニルアラニンが少ない。

 

・ソイ(大豆)プロテインと比べるとグルタミンが少ない。

 

 

ホエイプロテインは、その吸収の早さから、トレーニングの前後に摂取に向いています。

 

 

就寝前のプロテイン摂取はソイ(大豆)プロテインが向いていますが、
就寝中に起きて摂取するというマニアックな方の場合は、就寝前はホエイプロテインでもいいでしょう。

 

 

ホエイプロテインには大きく分けて4種類あります。

 

 

◆WPC(Whey Protein Concentrate)

最も多く売られているプロテインが、このWPC(濃縮ホエイプロテイン)です。

 

作り方として、まずは牛乳をカゼインとカード(例えばヨーグルト)に分離します。

 

カードを酵素処理し、水分を抜くとチーズができます。

 

その抜いた水分にホエイが含まれていて、
そこからさらに水分を抜いて精製したものがWPCです。

 

WPCのタンパク質含有量は、100gあたり80gほど含まれています。

 

 

◆WPI(Whey Protein Isolate)

WPCには、乳糖や乳脂肪、灰分などが多かれ少なかれ含まれています。

 

WPIは、それらを取り除いてタンパク質の含有量を高めたものです。

 

WPIのタンパク質含有量は、100gあたり90グラム以上です。

 

精製度が高い分吸収が良く、
WPCよりも消化吸収が早いため、筋肉に早く栄養が届きます。

 

 

◆CFM(Cross Flow Microfiltration)

CFM製法の特徴は、WPCよりもタンパク質含有量の高く、
WPIよりもホエイペプチドやカルシウム等の含有率の高いプロテインです。

 

タンパク質の含有率自体もWPC以上、WPI未満程になります。

 

値段はWPCより少し高めでWPIと同等かそれ以下になります。

 

 

◆WPH(Whey Protein Hydrolysate)

WPCに酵素処理を施してアミノ酸をさらに細かく分解したものがWPHです。

 

すでに消化されている状態と同じため、胃腸への負担が少なく吸収できます。

 

しかし、消化吸収は一番早いのですが、
タンパク質含有量はWPIよりも低く、処理に手間がかかるため高価です。